ふくざつ


毎回とれるわけではないがタテマエでは旦那は隔週金曜が休みで、おまけに月曜日はカイシャによって休みだったりそうでなかったりするマイナーな祝日がありヤツは今回なんと4連休。私は普段から金曜は休みではないしうちの会社は月曜も休みではないのでフツーの2連休。ちっ。

ぱぱにおねだり


さて。

買い物の帰りに駐車場で若いカップルとすれ違い、ふと見ると彼女の腕にはフレンチブルドッグのパピーがボーっと抱かれていた。生後数か月と思われる、ぽっちゃりしてぷっくりしてふわふわして真っ白で、もうカワイイという言葉ではあらわせきれないくらいカワイくてその場で悶え死しそうになるくらいカワイイ。取り乱して言い忘れたかもしれないけれど、もんのすごくカワイかったんだよ。

…というのは大げさで、いやこのコはとてもカワイかったのだけれど、実は私はほんの一瞬すれ違っただけのパピーにとてもフクザツなキブンになったのだ。

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るなも、ぼー


フレンチブルドッグの多くは自分たちで生殖できず、人工授精と帝王切開によりヒトの手で繁殖させる。パピーのカンペキなルックスからしてもこのコはまず間違いなくブリーダーから買われた血統書つきの純血種であろう。

私自身は犬種の保全にまったくキョウミがないが、愛がゆえにかける特定の犬種の性質や外見の保存への情熱に共感はしなくても理解はする。私だってすらっとしたハウンドが大好きだ。

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ぴっとぶる でしょっ


いやピットへの愛はあとからきたというか選択肢がなかったからなりゆきというか、モゴモゴ。いや論点はそこじゃなくて。

ブリーダーの情熱は理解するがその存在には苦い思いがつきまとう、私の感情はフクザツだ。

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僕のブリードはその他モロモロ


アメリカでは毎年100万頭以上の犬がヒトの手によって死んでいくそうだ。日本での数はそれより少なかろうが、それでも数万はくだらないだろう。その数の多さに私のアタマはついていけない。

そのほとんどは健康にも精神にもまったく問題のない、ただ引き取り手がないというだけで殺されるのだ。温かい家族を待ちながら冷たい床の上で死んでいくイヌが毎日想像すらできない数いる反対でわざわざ新しい命を作り出すことにどうしてももろ手を上げての賛同はしかねる。


ところで、当然だがここで私が言うブリーダーとは犬種が好きで時には金銭勘定抜きでイヌの健康と幸せを第一に計画的に繁殖をするヒト達のことで、パピーを売るために親イヌの福祉もパピーの健康も無視したバックヤードブリーダーやパピーミルを含まない。これらはもう問題外、たとえ法にふれなくても命に対する犯罪だ。

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シェルビーは愛でできている


もし全国のシェルターがみんな空っぽだったら私の考えも違ったろう。ヒトが造ったイヌというドウブツをゴミとして処分するのではなく、ヒトが造ったドウブツだからこそ責任をもって幸せにする、そんな社会になるまでブリーダーは私にとってつらい存在だ。


新しいスマホを買うように新品のイヌを買うのではなく、ひっそりと家族を待っている中古のイヌを迎えてあげるヒトが増えてほしい。純血だろうが雑種だろうが命の重みは同じ、その与えてくれる愛の大きさにはなんの違いもないのだから。







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16年


るなが裏庭でガンガン警戒警報を鳴らしているのでなんだなんだと出ていくと、イチジクの木のてっぺんに風船がひっかかっていた。

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ハッピーバースデー


昨日は日曜日だったのでどこぞで子供のバースデーパーティーがあったんだろう、でもあんな高いところでフラフラしているモノ取れないよ。 幸いるなはすぐに飽きたけど、あれ、どうすべか。 しかも夜になってもしぼむ様子がみえなかった、最近の風船はタフだなあ。


今日は9月11日。 同時多発テロからいつのまにか16年たち、あの日のことはまだよく覚えているけれどそれでもずいぶん記憶は色褪せた。 

あれから世の中が目に見えて良くなった気は、残念ながら、しないなあ。

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ぐっすりねれば しあわせ


他人を不幸にしないとジブンが幸せになれないのはヒトだけで、ジブンの正義をヒトに押し付けるのもヒトだけだ。 でも赤の他人のためにジブンを犠牲にできるのもヒトなんだ。 

イヌもヒトもみんなが全員幸せになる世界はこないかもしれないけれど、でもそれを目指さなければ絶対にこない。 誰かのために命も財も投げ出すような勇気は私にはまるでないけれど、イザというときにせめてジブンに恥ずかしくない行動をとれるニンゲンになりたいものだ。 

バカで自分勝手なヘタレなので甚だアヤシイが。







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むかしのシャシンで出してます


出張いちにちめ終わり。 あとひとつー。


顧客先で一日じゅう話し続けるのはかなり疲れる。 あとはもう食事に出たくないからスーパーでチーズとサラミとビールを買ってホテルに持ち込んだ、荷物を置いて着替えてやれやれどっこいしょ。 

それではさっそくビールでもいきますかね。 かちゃ。

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一年前のレジー


ごそごそ。 あれ?

あれれ?

なんと栓抜きがない。 …えええなんで? 出張族だったころはいつもスーツケースにしのばせてあったのに、いつのまにかなくなっている。 古いホテルにはシンクに栓抜きがついていることがあるがそれもない。 がーん。


どうしよう。 栓抜きを買いにまた出るか、それは少々面倒だ。 このビールは家に持って帰って今夜はホテルのバーで飲むか、それもなんだかくやしい。


飲まない、という選択肢は、ない。

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にねんまえの、るな


ロビーに聞いてみようかな、でもその前に困ったときのユーチュブ、なんかあるだろうとチェックした。 

で、したらやっぱりあった。 ビデオをいっこ見てから見よう見まねでカシ、カシ、ポン。 おお。 なんとびっくり家の鍵でビールの栓は開くよ。 
 
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3年前のホシ


ぐびり、ぷはーっ。 ああ助かった、これで明日もがんばれる。 ユーチューブばんざい。 

私の(いらん)レベルがまたひとつ上がった。







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ヤギに呪われたコグマ


旦那の出身地であるシカゴの野球チームはカブズという。カブ(cub)とはコグマのこと。

今日のブログと写真はまったくかんけいありません。

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ろーぷがじがじ


コグマというあまり強そうでない名前のついているカブズは、勝たないことで有名。最後のワールドシリーズ優勝はなんと1908年、つまりこのチームが優勝するのを覚えているヒトはこの地球上に (たぶん) 存在しない。この勝てなさかげんはちょっとすごい。

勝てないのに熱狂的なファンがついているというところが私が日本にいたころの阪神タイガースのような位置づけかと思うが、でも阪神って勝ったことあるよな。


そしてこのこのカブズが勝てない理由は、なんと呪いのせいなのだ。

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ちょっときゅうけい


1945年、シカゴで試合を観戦しようとしたひとりのカブズファンが入場を拒否された。理由は彼の連れていたヤギ。ちゃんとヤギのぶんのチケットも買っていたのに 「ヤギはダメ、くさいから」 と言われた彼は怒り、ヤギとともに球場のまわりを一周して呪いをかけたという。

それ以来カブズが優勝したことは、ない。それ以前も負け続けていたけどまあいい。呪いのほうがおもしろい。

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がじがじさいかい


そのカブズが、100年以上勝てないカブズが、なんと今のところ勝ち進んでいる。

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れじーはあっちいって


私は実はまったく興味がないが、シカゴ出身の旦那はやっぱり気になるらしい。でもこれまでずっと裏切られつづけているので 「きっとそのうちポカをやらかすさ」 と悲観的というか守りの姿勢というか、慣れない事態に喜び方もわからないようだ。哀れな。

そしてヤツには 「自分が興味を示すチームは必ず負ける」 という信念がある(実際ヤツが応援するチームはたいがい負ける)ので、成績のチェックすら拒否して私に調べさせる。めんどくさいがしょうがない、まさかひょっとして優勝しちゃったりしたらおおごとだ。


そういうわけでちょっとだけ野球のハナシ。さあ、ヤギの呪いはとうとう解けるのか?!







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15年


2016年の9月11日はハイキングに行く。

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まだ水があったよ

15年前の今日、何が起こったかわからないまま突然命を絶たれた人や大事な家族を失った人、生涯消えない傷を負った人がたくさんいた。私が今日ここにいるのは毎日ほんの少し運がよかっただけの偶然のつみかさねだ。

時間がたつほどまわりのインパクトは薄れるけれど、忘れたくない事は私のなかにある。







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