げーむでしょうかん


シェルビーがいた頃は9時とか9時半とか、かなり早い時間にベッドに入っていた。

待ってるんだから 早く 来なさいっ


床に入ると言ってもこの時間にすぐに寝られるわけでもないので、片手でシェルビーを撫でながらスマホゲームをしていた。この頃はいちにちのスケジュールが分単位で決まっていてとても規則正しい生活だったよ。

ところでスマホゲーム、あれって根を詰めると目がかすんでアタマが痛くなるんだよね(いくらなんでもやりすぎ)。その後シェルビーがいなくなってまたダラしない毎日になり夜更かしもするようになり、ゲームはすっかりしなくなった。


でもパズルってけっこうおもしろいんだと最近またマが差し、ちょっと時間があいたときにこっそりダウンロードした。ゴロリとねっころがって、どれどれ。


そうしたら、私のカラダがシェルビーをおぼえていてびっくり。いつも私の左側、寄りかかる温かい重みがまるでまだそこにいるように、思いがけなくてとまどうくらいはっきりと思い出す。

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重いって いうなっ


重かったよ、とっても。ヒトにオシリをぴっとりくっつけて寝るのが好きなシェルビーはミがみっちり詰まってずっしり重く、クビの上に乗っかられでもした日には動けなくて息ができなくて痛くて、でもそれが嬉しかったよ。


今はゲームをしても私の隣はがらんどう、ぽっかりとからっぽの空間がとてもさみしい。


こんな風にほんなささいなきっかけでシェルビーはときどき私の元に帰ってくる。










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イチジクのおもいで


朝。出かける際に裏庭のイチジクが芽吹いているのに気がついた。またイチジクが降る季節がやってくるなあ。

ちっちゃい実が出てきた


ちょこっとカオを出したばかりでまだまだ小さい、食べられるようになるまであと2ヶ月くらいかな。

イチジクといえばシェルビーを思い出す。

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イチジク だいすき なのっ


るなレジにおうちの中でちょっと待っててもらって、シェルビーとはたくさんの時間をこの庭で過ごしたよ。あまり歩かなくなってからはよくここでふたりでまったりしたものだ。

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おっちゃん ドローンで あそんでるのっ


シェルビーのキョウミはもっぱら食べ物だったけどね。根気よく庭をスミからスミまで探してひとつ残らずたいらげて、それでもお腹をこわしもしないしもうたくさん、とも言わない真の食欲魔神。

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あたしは しんけん


疲れたらちょっときゅうけい。

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新しい イチジク 落ちてこいっ


見つける端からあるだけ食べて、あの頃の裏庭はいつだってキレイだった。イチジクがシェルビーの大好物だったね。

この春はヒトだけでは食べきれなくて、きっとたくさんムダにしちゃうよ。








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あそぶよ


ではイヌをリゾートに落としに行こう。

発車します


今日はレジーの運転で…はもちろんない。ハーネスが後部座席のシートベルトのバックルに繋がっていてこれ以上前にはでてこれないが、移動中はナーバスになっていつも引っ張れるだけのめり出てくる。るなみたいに寝ていてくれると助かるんだけどなあ、運転のジャマはすんなよ。


シェルビーがいなくなってひと月、私は今までできなかったことをやろうとがんばっている。


去年の今頃はやっと生活のリズムができてきて、でもそれでもまだやっぱりイッパイいっぱいで、毎日をただがむしゃらに過ごしていた。食事の時間は1分たりともたがわず厳守、完全隔離だったるなレジとの交通整理にピリピリして毎回のインスリンの量にマゴマゴしていた。イヌさんにんぶんのおサンポは1日7回それぞれしっかりしていたし、あの頃は一日で2万歩近く歩いてたよ。

まだ一緒に暮らし始めて間もないシェルビーをむやみにお泊りに出すのはとても心配だったし、それよりもまず預けてヒトが遊びに行くということを考えつく余裕がなかった。

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あついなか たくさん あるいたー


起きている時間アタマの中はずっとシェルビーのお世話のことばかり。今ふり返ったら気が遠くなるほど制限されていたけれど、渦中にいるあいだは毎日のメニューを無心にこなすばかりで別にどうとも思わなかったよ。

なによりシェルビーほんにんがその努力に値したから。こんなにただじっと愛情を注がれることだけしか望まないイヌは私は他に知らない。

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ぐへへ もっと なでなさいっ


いっしょに眠って同じ時間に起き上がって規則正しく食べてそして並んで歩く、もうほとんど無意識に。一年間私たちはお互いの一部だった。


私の生活を支配していたシェルビーは、今の自由をかみしめる喜びを私にくれた。それはぽっかりとあいた穴に寂しさと悲しさと自問の混じる少し苦い喜びではあるけれど、それでもシェルビーにありがとう。明日はチャリティーイベントに遊びに行くよ。まだまだやるよ。







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ぜんしん


シェルビーのお部屋をアップデートしよう。昨日は寒がりのシェルビーのためのポータブルヒーターを寄付した、今日はモノをみんな外に出してテッテイ的なお掃除から始める。

ビフォー


シェルビーは毎日私と一緒に寝ていたけれど、オモチャをかじるのはイヌベッドでと決めていた。その奥の人工芝トイレは結局使わず、最後まで一度も室内で粗相をしないキレイ好きないいコだったよ。

なぜか壁は3回だけカジったけど、あれはなんだったんだろう。

ベッドの横にはエアクリーナーとラジオ時計。シェルビーはまったく洗わなくてもぜんぜん臭くなかったからエアクリーナーは不要だったかも。反対にラジオで流す音楽は必須、うっかり忘れて静かだとすぐに寂しがってないたものだ。もちろんデジタル時計は私に必須、食事の時間を厳しく決めていたから夜中に目覚めてはあと1時間とか、しょっちゅう時間を気にしていた。

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アフター


ぜんぶきれいにしたらカジって開けた穴を直して、ついでに中途半端に壁のまんなかにある電気のスイッチもドアの近くに移動させよう。

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ビフォー


監視カメラはもういらないからはずす。ベッドの高さはシェルビーの脚の具合にあわせて何度か変えて、最後は結局マットレスを床に直接置いてあった。その必要ももうないね。


シェルビーを送り出してから10日、私の中はだいぶ穏やかだ。クルマにはねられてある日突然いなくなったホシと違って、シェルビーは最期が近いことがわかっていたからココロの準備はずいぶん前からできていた。骨の癌はひどい痛みを伴う病気で、激痛に動けなくなるまで引きのばす気はなかった。

ピットブルはとんでもなく痛みに強い。そのシェルビーがドアを出たとたんに立ち止まってそれ以上進まなくなったとき、たとえ外からはひどく苦しんでいるように見えなくてもかなり辛いのだと判断した。

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アフター


でも決心してから実行しそして今日まで、私はたくさん泣いたしたくさん迷ったし後悔もした。命をつなげるだけなら日数はまだ残っていたと思う、でも私は幸せなままいかせたかった。処置が正しかったか早すぎたか、この先ずっと考え続けるだろう。

わかっているのはシェルビーも私もがんばったということだけだ。それで満足するしか今の私に道はない、これからは止まっていたジブンの生活を元に戻していこうと思う。

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作業中ジャマし隊


お部屋のリフォームは壁の穴を直してスイッチの位置を変えたら白く塗り直し、照明を交換してカーテンとベッドのカンジも変える予定。そしてどこかにシェルビーのイメージを反映したいと思う。考えるのも楽しみに、私は前に進むよ。








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あたまいたい


朝の7時前からたっぷり湯船に漬かった。昼は髪を切りに行き晩ごはんは手巻き寿司。時間はたっぷりある、お部屋の前を気づかれないように抜き足差し足で通る必要もない。私の一日は、もう自由だ。

でも。

シェルビーのお部屋にひとりでいると身の置きどころがない、よっかかってくる温かい重みがないのがたまらなく悲しい。ほんのささいなきっかけで涙が溢れてくるのが止められず、ずっと泣きすぎて頭痛がする。

長いあいだ生活の中心だった私の一部がぽっかりと空洞になり、それをどうして埋めていいかがわからない。



私はまた大丈夫になる。きっとそんなに時間はかからない。

でも今はまだちょっと。もうちょっと。







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